北欧、暮らしの道具店が、クラシコムが、カンブリア宮殿に出るらしい。
先週、佐藤店長たちからの発表に驚いた。ついに、と思った。
気分としては、インディーズ時代から応援していたバンドがメジャーデビューしたときと同じ感じ。たくさんの人の目に映るのが嬉しいとともに、このまま自分だけのお気に入りにしておきたかったような。会社というのは何らかの形で成長していく生き物だと思っているので、自然な流れだと理解しながらも、さみしい気持ちも同居している。
最近、このブログをアップしていなかった。約2ヶ月ぶり。この2ヶ月、心が忙しかった。家族と話し合うことも多かったし、仕事ではスランプになって、辞めたいと何度も思った。北欧、暮らしの道具店をみても、ときめくことが少なくなった。
春になって、人生で1番くらいの綺麗な桜を見たり、大好きな苺をたくさん食べたり。春からたくさんのエネルギーをもらったからか、ようやく余裕が出てきたようで、YouTubeで新しいお気に入りを見つけたり、好きな作家さんのサイン会に行ってみたり、自分の嬉しいのために時間を使えるようになった。
嫌なことよりも、好きなもののために、生きたらいいんじゃない?『わたしの国の王様は、わたしなのだから。』今日も身につけている千切り野菜柄のTシャツから、夏希の声が聞こえてくる気がする。『回り回って、今があるんじゃない。』春子さんが背中を押してくれる。
北欧、暮らしの道具店のいろんなコンテンツは、どんなときにも、形を変えてわたしの力になっているんだ。こんなふうに、他の誰かにもそっと寄り添ってほしい。いままで、クラシコムを、北欧、暮らしの道具店を知らなかった誰かが、明日をきっかけに北欧、暮らしの道具店を知ることになりますように。わたしもいちファンとして、明日のカンブリア宮殿を、首を伸ばして待っている。