「北欧、暮らしの道具店」との日々

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香りには憧れが詰まっていた。/ シンボリックハンドクリームの話

化粧ポーチの整理をしていると、随分前に買った香水が出てきた。

大学卒業の時に訪れたニューヨークで買った香水。今はもうないお店のオリジナルのものだった。久しぶりにつけてみるとバニラのような甘い香りがした。それはまるで、あの頃なりたかった、可愛らしい女の子の香り。とっても気に入って買ったはずのそれが、今は少し甘ったるすぎる気もする。

 

先日、北欧、暮らしの道具店のシンボリックハンドクリームを購入した。商品ページによると、スパイシーな香りで、爽やかで落ち着ける香り。もちろんスマホの画面から匂いを感じることはできないから、文字を読んで頭の中で想像した。ウッディで深呼吸したくなる香り。想像すればするほど本物を感じたくなって、ついに購入することを決めた。

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届いて早速段ボールをあける。大きめのボトルタイプだけれど、落ち着いた色味なのですっと部屋に馴染んだ。ワンプッシュの量は少なめで、足りるかな?と不安になったけれど、想像以上に伸びが良くて、手に使う分には十分だった。

香りの方はというと、スパイシーという言葉がぴったり。それでいて刺激的ではなくて、印象的な香りだった。自然と香るから、気兼ねなく使うことができそうだ。

何度か使ううちに、いい香りだと思うのと同時に、ソワソワとする自分がいることに気がついた。なぜだろうと考えてみる。落ち着いた香りなのに、ソワソワするそのわけは?理由は商品ページにあった。

甘さを抑え、スパイシーさを感じながらも、とがりすぎていない。芯を感じる “地に足のついた香り” に仕上がりました。

“地に足のついた香り”。そうか、今の私がこの香りに似合うような、落ち着いた大人になれていないからかも。無理して大人っぽい服を着ているような、ちょっと背伸びをしているような香りに感じるからなのかもと、思い至る。

私にとっては香りとは憧れが詰まったものなのかもしれないなぁと感じた。昔は可愛らしい女の子に、今は落ち着いた大人の女性に合った香りを身につけて、憧れに近づける日を信じて。

 

子育てと仕事に追われて、感情のコントロールもうまく行かなくて、試行錯誤な毎日。落ち着いた憧れの大人像とは程遠くて、時々途方に暮れてしまう。そんなときも、この香りにホッとしながらも、また前を向こうとさせてくれる。シンボリックハンドクリームは、心の相棒としても長く付き合いたい商品だった。

 

商品ページはこちら。

hokuohkurashi.com

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